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拝啓
はやいもので師走になりました。小誌がお手元に届くのはクリスマス頃でしょうか。
寒さが一日一日と増しておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。
本年も大変お世話になりまして誠にありがとうございました。社員一同を代表して御礼申し上げます。
良いお年をお迎え下さい。 敬具
朝聞道,夕死可矣 あした みち き ゆう し か ・・・朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり
「朝、人として生きる道を聞き得たならば、その日の夕には死んでも構わない」ということです。
元々、学ぶことの奥深さや「もう死んでもいい」と思えるほど充実した日々を送る大切さを
教えた言葉だと思います。
実は私は「日々一刻とその瞬間に目一杯生きていれば、いつ何時死んでも構わない」と思って
おりました。しかし今年の震災や先日亡くなった職人さんのことで自分の内で何かが変わろうとして
います。昨日一緒に仕事をしていた人が今日亡くなる・・・。初めての経験でした・・・。
手塚が言いました。「人が一人亡くなっても、悲しいことに世の中何にも変わらない・・・。」
確かにそうだと思います。ただお通夜の時に多くの人が彼の突然の死を受け入れられず、泣いていま
した。世の中は変わらなくても、列席された方々の心に何らかの変化はあったと思います。
雄さん、安らかに眠って下さい。帰途、空を見上げると怖いくらいに綺麗な満月でした・・・。合掌
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